台湾で消費・交通・エネルギー・ITの動きが重なっています。台北駅地下街ではJR東日本グループのアトレがMRT台北駅B1商業区画(契約面積約543㎡)の運営事業者に選定され、1日50万人超が利用する交通ハブで食中心のゾーン形成を狙います。交通では基隆~石垣島フェリー「やいま丸」が年内就航見通しで、最安運賃は片道2,800台湾元(約1.4万円)から。エネルギーでは高雄・楠梓などで台湾初の商用水素ステーションが稼働し、FCV(燃料電池車)向けの水素供給網整備が実用段階に入りました。ITではASUSとacerがメモリー価格高騰を受けPC値上げ方針を示し、容量調整でコスト吸収も検討。半導体は米商務長官がTSMCの米国投資を2,000億ドル超へ引き上げる考えを示し、TSMCが表明済みの1,650億ドルから上振れ観測です。今後、物価と投資の両面で企業判断が市場に波及しそうです。

【関連情報】

アトレ台北駅地下街 出店概要 https://www.ys-consulting.com.tw/news/125977.html

基隆~石垣島フェリー「やいま丸」運賃発表(華岡集団)

補足解説動画(TSMC米投資) https://www.youtube.com/watch?v=GEU3eoPBgQs

source: PR TIMES

Share.